五輪に向けたサマータイムの導入とJリーグへの影響を考える

日に日に東京オリンピックが近づく中で、日本でもサマータイムを設けることを検討するニュースが流れました。

www.nikkei.com

確かに連日の猛暑の中でマラソンを午前中でも厳しいものがあります。

そこで朝7時にマラソンをスタートするところをサマータイムを導入して朝5時(サマータイム導入後では7時)から開始することで暑さ対策をするというものです。

実質2時間前倒しすることでマラソンは恩恵を受けることができますが、プロ野球やJリーグへの影響を考えたいと思います。

例えば導入前で18時開始の試合があったとします。

サマータイムで2時間早まると現状の時刻で言うと16時開始相当となり完全にデーゲームになり、屋外は暑すぎてとても試合どころではありませんので、サマータイムの影響である2時間分だけ後ろに倒すと導入後時間で20時開始になり、今までと同じようなナイトゲームになります。

(時間がサマータイム導入前と導入後の時間が混じるとややこしいですね)

サッカーよりも野球の方が試合時間も長いため導入後時間20時に開始すると長い試合は4時間はかかります。そうすると24時に試合が終わり、家に着く頃には25時という具合です。

このような状況になると何が起こるか…

・睡眠時間が短くなる

・終電が遅くならざるをえない

・22時以降の夜間割増の費用が増える

など

夏の屋外の夜間イベントは割ととばっちりを受けそうです。

メリットがあるとすれば平日に(特に金曜日)仕事帰りの社会人をイベントに誘致しやすいことでしょうか。

一方で東京オリンピック期間中はJリーグやプロ野球を開催しないといった話も出ていますので、こういった問題も杞憂になりそうですが…

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